【20代30代40代別】あなたに合う着物コーディネートのコツ

京都で着物レンタルを予定している人。

せっかくなら年齢にあった着物コーディネートを予め知っておきましょう。

着物コーディネート色別のコツと解説

着物の面白いところのひとつとして、同じ着物でも帯を変えるだけで、友達との遊び着にも同窓会などのちょっとした席に着ていけるフォーマルなものにもなるということがあげられますね。
そうなんですか?
そうなんです
どの着物にどの帯を合わせるのかは、着物のコーディネートを考えるうえで一番重要で、もっとも頭を悩ませることですが、各自の個性を表現できる場でもありますので、遊び心をもって楽しんで選ぶことが一番大切ですね。

少しだめ豆知識

染めの着物には織りの帯、織りの着物には染めの帯」という言葉を耳にしたことはありますか?
ないですね。何ですか?
着物と帯には、それぞれ生地の染め方の違いや模様の入り方、紋のあるなしによって格の違いがあって、着る目的に合わせて選ぶ必要があります。
「染めの着物」

白糸を織って反物にした後、色や模様をつけたもの。先染めとも言う。

「織りの着物」

あらかじめ染めた糸を使って織ったもの。紬、絣など。後染めとも言う。

「織りの帯」

花嫁衣装や振り袖に合わせるような豪華なもの。唐織、糸錦。

「染めの帯」

織りあがった布に後から色や模様を染めたもの。自由度の高い模様になる。

着物で格の高いものは「染め」の着物が多く、帯で格の高いものは「織り」が多かったことから、着物と帯の格を合わせる意味でこう言ったのです。
へ~
着物と帯の格を合わせることは着物を着るうえで意識した方がいいことではありますが、最近はさまざまな素材の着物や帯があるので、普段着や遊び着の着物の場合はあまり意識されなくても大丈夫です。
ふむふむ
着物は、着物の色と帯の色の濃淡の組み合わせでだいたいの雰囲気が決まります。
着物×帯=答え
淡い×淡い=やわらかく上品
濃い×淡い=クールな印象
淡い×濃い=カジュアルな印象
濃い×濃い=個性的
これらをふまえたうえで、着物に合う帯や小物をコーディネートする時の、色を選ぶ際のコツが3つあります。
  • 着物に使われている色を使う
  • 遊びたいときは着物とは反対の色を使う
  • 落ち着きたいときは着物と同系色を使う
この3つを意識する事で、着物に合う帯や小物の色選びに迷っても簡単にコーディネートをまとめることができます。
なるほど
WABI×SABI
例えば上の写真では、淡い色の着物に、同じように薄めの地色で柄に着物で使われている色が(ここではグレー)入っている帯です。
フォーマルな場に着ていくことの多い色無地や江戸小紋といった「染め」の着物の際は、このように金糸銀糸を使った「織り」の帯を合わせることが多いと思います。
柄の中に着物で使われている色がひとつ入っていると、どんな色合わせでも全体にまとまった雰囲気がでます。
本当ですね
上の写真では着物も帯も淡い色でまとめてあります。
こうするとやさしく上品な雰囲気になりますので、フォーマルな場でも特に入学式やパーティーなど、華やかな場に着ていくのに良いでしょう。
その際、写真のように帯揚げは白、帯締めは帯と同色のものにすると、気張りすぎず格調高いものになります。
ふむふむ
小梅の着物生活日記
今度は着物の柄で使われている色を帯にもってきたものです。
こうすることでまるであつらえたような雰囲気がでます。
そうですね
写真の着物は夏用ということで帯も半幅帯です。
半幅帯は締める時に枕を使いませんので、帯揚げと帯締めは基本必要ありませんが、丸組の細いものでしたら帯締めをしてもワンポイントになってかわいいです。
色としては濃い色の着物にはっきりした色の帯ということで主張のある着こなしになっていますね。
そうですね
それしか出ないです(笑)
色のあるくらし
こちらは襟と帯の色を統一した着こなしです。
左は、着物と帯揚げと帯締めが同系色になっていて、襟と帯が着物とは反対の色になっています。
ふむふむ
帯の柄に、着物の柄の色であるピンクと地色のブルーが入ることによって、反対の色を使っていてもまとまりがでて上品な印象になっています。
着物自体は大人っぽくて落ち着いた雰囲気のものですが、襟を帯に濃い色をもってくることによって、格式張らない遊び心が演出できます。
右の着こなしは、全体を同系色でまとめることで、着物の水玉と帯の変わりストライプとのコントラストが映え、着物と帯どちらが主張するでもない落ち着いた印象になります。
襟の柄が目立ちますが、帯と色調の合った襟をつかうことで、落ち着きすぎず遊びすぎずモダンな着こなしになっています。
ふむふむ
色のあるくらし
みるからにモダンなこちらのコーディネートは濃い色の着物に濃い色の帯が合わせてあってとても個性的です。
私このコーディネート好きです
そうなんですか
黒を帯にもってきて、帯揚げは赤、帯締めは白と赤、黒、白の3色をつかって着物と合わせてあります。
同じ色使いなので合わないわけはないのですが、それだけだとユニフォーム感のようなものがでて逆に落ち着かないところを、帯の柄にぶどうやなしといった果物をあしらうことでその色が差し色になって全体を引き締めています。
このように、着物では帯の柄や襟、帯締めなどの小物で差し色をつかうと、例えば料亭へ着物で行って仲居さんに間違えられるような着物と帯の組み合わせでも、街着としておしゃれに着こなせます。
ふ~ん、先生ですね

年代別20代30代40代こんな感じは良いね着物コーディネート

20代

まゆの会
大きめの柄は特に背の高い若い方によく合います。
このような大胆なモダン柄を着こなせるのは20代の方の特権といってもいいくらいです。
なんかわかります
京都でレンタル着物を着ている背の高い人はこういった大きな柄の人が多い印象です。
髪かざりも耳より上の位置に大きな飾りをもってくるとかわいらしくていいですね。
襟と足袋を白にすることで派手な中でもきちんとして見えますし、長めの振り袖が若さと華やかさを印象づけます。
ふむふむ
キモノカリモノ
シンプルな紺の着物に芥子色の草履が良く合います。
こういった無地に近い着物や無地の着物は、派手な帯と合わせるとどちらも引き立て合ってステキです。
本当ですね♪
ショッキングピンクの花とチェッカー柄のこの帯は20代の若い方しか着こなせません。
それだけに、若い方がこういったシンプルな着物と着ると、とてもお顔映えします。こういうコーディネートのときは、髪型はシンプルなほうが良く合います。
大塚呉服店 神戸
色味がポップでかわいらしいこの着物は柄が大きめなので、こういう小さな柄の帯が良く合います。
大きな柄のものには小さい柄を合わせるというのは着物をコーディネートするうえでの常套手段です。
常識ですね
お互いに引き立て合ってメリハリのある着こなしになります。
同じ感じで、このコーディネートのように、角張ったデザインとまるっこいデザインを合わせるといった、違う雰囲気同士の柄を合わせるのもメリハリを作るのに効果的です。
帯締めの濃いブルーと冷たい触感の銀の帯留めが、ほわんとした雰囲気を引き締める役割をしていて、襟のシャンとした感じと調和していますね。
襟の色を帯揚げと合わせて淡い黄色にすると、また違った甘い雰囲気になってそれもかわいらしいですね。
大塚呉服店 神戸
このコーディネートには薄化粧のお顔におかっぱ頭が良く合います。
ベレー帽をかぶってもステキですね。
想像できますね
軽い色味の格子柄の着物に、まるっこく重厚なデザインの帯。
これも正反対のものを合わせることで立体的な印象になっています。
このように、着物の着こなしでは反対の雰囲気のもの同士を合わせると、のっぺりとした印象を避けることができます。
真っ赤な羽織と草履が20代の方に嫌みなく合うコーディネートです。
大塚呉服店 神戸
30代、40代の方でもステキなコーディネートですが、あえて20代の若い方が着ることでクールな印象になります。
波模様の柄と竹かごバックが良く合います。
このように柄によって季節をあらわすものがあるので、ちぐはぐにならないように合わせるものを注意しましょう。
ふむふむ
こちらも差し色の赤が効いていますね。
差し色を使う位置ですが、このように帯揚げに使うとかわいらしい印象になって若い方によく合います。
30代以上の方は、この場合、帯締めを赤にするほうが落ち着きが出て良いですね。

30代

洋服感覚で着られる、可愛い木綿着物の魅力
やさしい色味の無地の着物は帯次第でいろんな表情になるので一枚もっていると重宝します。
こちらは木綿の着物で普段着用なので帯もカジュアルに。
木綿の着物は、自分で洗えるのと価格がリーズナブルなので気軽に着ることができます。
洋服に近い感覚でデザインを選ぶと良いでしょう。
ふむふむ
こういった大きめの柄の帯と合わせると、無地の着物でも年寄り臭くなりません
まだまだかわいい30代の女性にはよく合います。
かわいらしくなりすぎて少し恥ずかしいようなら、髪型を下めのシニョンでまとめると落ち着いた雰囲気もでてよいですよ。
モダン着物コーディネート
光沢のある素材のモダンデザインの着物です。
帯はよく見ると菱形模様が光の加減で浮き上がっています。
現代的な柄は、上品な生地を選ぶと派手になりすぎず、30代の方にぴったりです。
ふむふむ
これも大きめの柄の着物に対して細かい模様の帯を合わせて奥行きのある印象をもたせています。
モダン柄の着物に古典柄を思わせる柄の帯で、かわいすぎず地味すぎず、バランスのとれたコーディネートになっています。
帯揚げ、帯締めのピンクとブーケバッグのピンクが30代の女性のやわらかさに良く合います。
色のあるくらし
ドット柄の襟と同系色のウサギのモチーフの帯で遊び心満載の着こなしが、30代の方の落ち着きとユーモアを醸し出しています。
ドット柄かわいいですね
遊び心のある襟と帯に対して、落ち着いた色柄の着物を合わせる事で、全体的なトーンが落ち着いたものになり、大人っぽいコーディネートになっています。
差し色に芥子色の帯揚げをもってきているところがまた大人っぽいですね。
このように、どちらかというと奇抜なデザインのものを使うときは、その他の部分のトーンを抑えめにすると品がでて良いです。
幾何学な銘仙でふだん着物コーディネート
銘仙柄は個性的なものが多くて古着屋さんなどで手に取るのが楽しい一枚です。
古着屋にあるんですね
こちらもずいぶん個性的ですが、シンプルな半幅帯を合わせて大人っぽくおしゃれにまとめています。
白い帯にする事で女性らしさと大人の色っぽさが出ています。
帯締めは黒で締めていてキリッとした印象ですが、袖口からみえる襦袢のピンクがそれをやわらげていてとてもいいバランスです。
このように、30代で銘仙柄を着るときは帯をスッキリしたデザインのものがおすすめです。
フリフ パッチワーク着物
めずらしいパッチワーク柄の生地も、こういった落ち着いた色合いのものを選ぶと上品に個性を主張してくれます。
30代の方の着こなしといして、このようにほんの一部分(これでは襟だけ)をカラフルにしてあとは抑えめにすると、落ち着いた中にも個性が光るおしゃれな着こなしになります。
めずらしい配色のものは全体を同系色でまとめることが大事です。
例えば帯を反対色にするとがちゃがちゃした印象になってしまいます。

40代

着物屋くるり
40代のかたのコーディネートでいちばん大切なのは上品さです。
そのため使う色はあまり多くないほうが良いでしょう。
こちらのコーディネートのように、着物と帯の色である基本の色味は3色まで(ここでは黒、ブルー、白)と差し色に1色か2色(ここでは黄色とターコイズ)に色数を抑えるといいですね。
素敵ですね
差し色の使い方で40代の方に合ったコーディネートになりますので、こちらのターコイズの帯揚げのように差し色は思い切った色味にするのが良いでしょう。
かばんをこのようにかごあみバッグにすると若々しい上品さがあって40代の方のコーディネートにぴったりです。
着物屋くるり
40代の方は夏場も浴衣ではなく着物という方が多いと思います。
そうなんですね
全体をモノトーンでまとめるクールな印象が40代の方の着こなしにぴったりです。
帯揚げのブルーと帯留のブルーがそろっていてステキです。
差し色に寒色をもってくると涼しげでいいですね。
このように小物の色を合わせておいて、たくさん色を使わずにコーディネートすることがポイントです。
着物コーディネートVol.2
アンティークの着物に大胆な唐草模様の帯び合わせです。
こういった派手な帯も、帯締めと帯揚げを着物と同系色にすることで統一感がでて、品よくまとまります
40代の方のコーディネートとしては、基本襟は白のほうが上品で良いでしょう。
着物屋くるり
同じ無地の着物でも、生地の違いで印象ががらりと変わります
違いますね
こちらはやわらかで心地よい手触りが特徴の結城紬を仕様した着物で、40代の方がお出かけや同窓会などに行かれる際に着ていく着物としてはうってつけです。
博多織の帯で重厚感を出してはいますが、帯揚げの藤色がやさしい雰囲気にしていますね。
シンプルな装いのときは髪型にボリュームをもたせると華やかになります。
着物屋くるり
こちらは帯がすてきです。
本当ですね
ペルシャ風の柄の帯はデニム生地の着物との相性はとてもいいですね。
こちらの帯揚げと帯締めの色の組み合わせは甘すぎず辛すぎずで40代の方の着こなしにちょうどいいです。
白い襟と白い足袋できっちりした印象にすると上品ですね。
黒のエナメルバッグを合わせると締まってクールな印象になります。

まとめ

ここでは20~40代に合う着物のコーディネートとコーディネートのコツをお伝えしました。
レンタル着物に行くとプロの着付け師がこの辺りを知っているので相談しながらあなたの好きな柄を選ぶことができます。
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