着物の着崩れの原因と防止。着崩れした時の具体的な直し方

せっかく京都で着物レンタルをしたのに着崩れしてしまったら格好悪いですし嫌ですよね。
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着物のどんな状態が着崩れ?

着崩れの原因は基本的に「人の動き」です。
どんな動きの時に着崩れしやすいんですか?
和服では、いくら着付け終わりの直後では完璧に見えても、一日立ったり座ったり、トイレに行ったときなどに少しずつ着崩れて来ます。
グラビア撮影でもなければ動いて当然ですが、洋服とは違う、和服の立ち居振る舞いを身につけなければなりませんね
とはいえ実際着崩れとはどういった状態の事を指すのでしょうか?以下に着崩れの例の写真と共に原因・対策などと一緒に解説していきます。

着物の着崩れの原因・対策・防止策

脇の生地がたるんできてしまった

わきのたるみとは画像のオレンジの円の部分にできるしわのこと。
ふむふむ
原因は主に腕の動きが大きすぎる事。
腕を高く上げたり、歩くときに大きく腕を振り過ぎたりしていると、腕の上下運動により帯に抑えられていた生地が引っ張りだされて、わきにたるみをつくってしまいます。
着崩れの予防策はまず腕の動きを小さくする事ですね。
誰かを見つけて手をふったり、椅子に座ったまま遠くのものを取ろうとするときなども、実は腕が肩の高さほどに上がっているのです。
着物を着る時はうでの動きを小さくすることに心がけましょう。
少なくともひじが見えるような動きはしないようにしましょう。
なるほど

対策

わきのたるみの応急処置は、写真の青矢印の部分にたるみを突っ込んでしまうことです。
写真のように、たるんだ側の手の親指で、たるんだ生地を帯と着物の間に押し込むようにすると、すぐにきれいにできます。
へ~

えり元がゆるんできてしまった

主な原因は衣紋(えもん)の抜けが詰まってきてしまい、その分前えりにたるみが出てしまっている事です。
基本的に前のえり元は、鎖骨が見えない位に肌にピッタリと詰め気味で着付けます。
もし鎖骨のくぼみまでわかるほど開いていたり、ブカブカになっていたなら手直しが必要ですね。
衣紋とは、うなじの部分の空きの事です。着物はうなじを出すように少し生地を後ろに引っ張って着付けてあるのですが、動いているうちにこれがうなじにぴったりとはりつき、余った生地がまえに流れてくるのです。
本来はうなじから離れていなければならない後ろえりが、首にぴったりくっついてしまっているのがわかるでしょうか?
そうですね、原因はなんですか?
原因は、着付けた時に前かがみになってしまったり、猫背で長時間椅子に座っていた、立ったりしゃがんだりの動きが多かったりすると、特に乱れやすいです。
また、わきのたるみと同じく、腕の動きが大きすぎてもいけません。

対策

前襟の乱れは衣紋を引っ張ることで大体が解消されます。
衣紋は着物ではなく、着物の下に着ている“襦袢(じゅばん)”の襟を直さなければなりません。
襦袢には背中に“力布”又は“衣紋抜き”と呼ばれる布がついているので、お手洗いなどに立った際に、着物の裾から手を入れ、この布を下に引っ張ると襟が後ろに引かれ、前のたるみがもとに戻ります。
なるほど
着物ひととき

裾が下がってきてしまった

一言に「裾がさがる」と言っても、下がり方は大体2種類あります。
  • 全体が下がってきて引きずりそうになっている。
  • 内側の布が下がってきて、裾が開いている。
着物は“裾すぼまり”に着るのが良いとされています(写真のオレンジ部分の形が理想)
着付けのとき、衿先(えりさき)の位置で腰紐をきっちり締めていなかったり、身体の動きが大きい事、特に歩くときの歩幅が大きいなどの下半身の動きの大きさが原因になります。
また、お手洗いの際にスカートのように一気に裾をまくり上げたりするのもよくありません
トイレですね

対策

お端折(おはしょり)をめくると下に仮紐(写真のピンクの紐)が見えます。
裾のたるみを直す際は、指先でこの仮紐を押さえながら、たるんだ部分を上に引っ張り上げましょう
その際も、無理やりするのではなく、全体のバランスを見ながら少しずつ裾すぼまりを目指して上げていきます。
なるほど

どうしても直せないときは必殺これを持っておこう!

美しく装うという意味で、着物の着崩れは大敵です。
気づいた時やお手洗いに立った際にはこまめに手直しをしましょう。
とはいえ、着物を着るうえで多少の着崩れはつきものです。
さほどナーバスになる必要はありません。
ただし、帯や腰ひもが崩れてきた時は別です。着物はボタンなどは使わずすべて紐と帯で支えています。
もしこれらが崩れてきて、周りに着付けができる人や手直しができる場所がない時は、最終手段です。

安全ピン

針で穴をあけるのは最終手段です。
とはいえ外で脱げて来ては大変です。
もし外で着崩れてきて、どうにもならない際は、ずれてきた場所を、布を多めにとって安全ピンでとめ、近くの美容院や着物屋さんなどで手直しをお願いしましょう。
着物の着崩れの原因はほとんどが体の動きによるものです。
洋服生活では気づかないですが、私たちは驚くほどよく体を動かしています。
着物を着る際は大股で歩かない、脇を広げない・・など、女性らしい立ち居振る舞いを意識することで、着崩れはかなり予防できますし、見ていても美しいです。
また、お手洗いに立つ際は、着物は裾が2、3重になっていますので一度にめくり上げるのではなく着物の上前、下前、襦袢の上前、下前と順番にめくっていきます。
終わった後も、やはり一度にバサッと降ろすのではなく一枚一枚順番に下ろしていくと、不要な着崩れが防げます。
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